出来るだけわかり易いキリスト教II2005年4月

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13 おわりに
『心を尽くし,思いを尽くし,知力を尽くして,あなたの神である主を愛せよ。』これがたいせつな第一の戒めです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも,それと同じようにたいせつです。律法全体と預言者とが,この二つの戒めにかかっているのです。」(マタイ22:37-40)

  十戒をこつこつと学んできました。やはり十戒はキリストの語られた上記の言葉に要約されるのだと改めて教えられます。そしてキリストによる救いに与った者は絶えずこの戒めを聞き続ける必要があることも教えられます。なぜならば,聖書にご自身を啓示された神を「神である主」と認め礼拝する者でありながら,人の現実は主を愛することからかけ離れていることが多いからです。隣人に対しても,愛の実践に欠ける者であると告白せざるを得ない現実があるからです。私たちの日常を省みるならば,神を信頼することを忘れたり,人を傷つけたり,赦せなかったりする事柄にあふれています。

  それでも神は人を愛してくださり,新しく変え続けてくださるのです。とても十戒を完全に守り行うことが出来ない私たちに語り続けてくださるのです。「神を愛し,隣人を愛せ」と。私たちはこの戒めの前に,自らの罪深さをより深く知らされ,キリストによる罪の赦しの恵みの大きさをますます知らされるのです。神はそのようにして私たちを主と同じかたちに変え続けてくださるのです。

  キリストは十字架によって神との和解を成立させ,人との間にも平和をもたらしてくださいました。「神を愛し,隣人を愛せ」との戒めは,キリストによる救いの完成を待ち望む私たちになくてはならないガイドラインです。私たちはこの戒めを通して神の御思いへの調和を熱心に求めるのです。
( 4月 3日)

   今回で「出来るだけわかり易いキリスト教II」は終了し,次回からは「出来るだけわかり易いキリスト教III」として「主の祈り」を学びます。
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